再会
初めて君と出会った時、僕は正直君のことが好きになれなかったんだ。
浅黒い肌をした君。正直に微妙だと思った。絶対に、僕とはあわないって、そんな気がしてた。
けど、毎日のようにあの場所に通って、毎日のように君と接して、何時の間にか僕は君に惹かれていた。君のことが好きになっていたんだ。
けれど、そんな風に思い始めた矢先、君はあの場所からいなくなった。忽然と、僕の前から姿を消してしまった。
ずっと逢いたかった。もう一度、せめてもう一度だけでも君に逢いたかった。
ずっと探していたんだ。夜中じゅうずっと駈けずり回って、それでも君の消息は掴めなかった。
絶望したりもした。どうして、もっと早く君に出会えていなかったんだろうって後悔もした。
けど、今日、大学の帰り道、ふとしたことで立ち寄ったコンビニで。
――僕は君と再会した。
嬉しかったよ。すごく。
ずっと逢いたかったんだよ。
だから、僕は迷わず君を選びました。
ホントにありがとうサンクス。僕の大好きな『チョコ柿の種』を未だに残してくれていて――。
つー訳で3袋ほど買って帰りました、まる