可読性とテンションコントロール



 せいるさんとこより。


 とりあえず、私信から。この前毎日上げてる人の方が微妙って言ってのは腕の問題じゃねえっす。
 腕、というか、文章力なんかは勿論毎日書いてるほうが勿論上がるだろうし、定期的に書く癖というのは重宝できる特性だと思う。しかし、問題はそれがある種のパターン化してしまうのではないかという不安であり、惰性によるお話作りをしてしまうのではないかとも思う。ネタをそのまま垂れ流すという事態はあまり面白いことではないからだ。
 合成と変革によるネタ作りというのが私の中での理想のプロット作りだったりします。その為には勿論、ある程度ネタを暖めないと一定の方向性に従ってしまう。思い込みがどれだけの期間で薄れるかというのは人それぞれだと思いますが、それでも流石に一日で発想の転換までできる人って言うのはなかなかいないんじゃないかと思うわけです。
 決して毎日更新しているから下手糞って訳じゃないっす。寧ろ、実力自体は毎日更新してる人のほうがあると思います。しかし、ここ一番で気合入れて書いた作品っていうのこそがやっぱりその人の中での一番になると思うので。


 しかし、ここで可読性を考えてみるなら、ある程度間を置かない必要性も感じられます。うちみたいに場末のうんこサイトだとある意味開き直れるんですが、それはそれでとても悲しい気がしますし、何より新しい出会いがないんです。出会いが。
 どれくらいで訪問客が興味を失うか、このテンプレがもしあるんなら凄く興味深いなぁと思います。テンションコントロールも、こういった指標があるとある程度容易に行えますし。


 それはそうと、まったく関係ない話に入るんですが、文月さんとこの「SS代筆みしー」をはじめてみた時に「MAJIDE!? 寝てる間に勝手に仕上げてたりすんのっ? すげーっ。俺、文月さんに一生ついていくっ」とか思ってた自分がいとおしい。