めかれるうぃーっしゅ



 この前の土日に昔の友人たち(ヲタ)と飲んだ時、その寝る前にしたこの人との会話。


「なあ、どうやったらフェイトちゃんのおっぱい揉ませてもらえるかな?」
「いや、土下座して拝み倒せば揉ませてくれるんじゃね? 『わ、私のなんてそんなにいいものじゃないですよ?』とか言ってさ」
「そうだよな! フェイトちゃんならきっとそういうよな! じゃあ、俺、ちょっとミットチルダに――」
「あ、でも、無理だ」
「何故だ!?」
「後ろで白い魔王がわろとる」
「クソ! やっぱあいつか!! じゃあ、質問を変える。どうやったらフェイトちゃんレイプできるか?」
「どう変わったのかわからんが、視界に入る全てを狙撃できる悪魔がお前を狙ってる」
「あ、悪魔め!! なら、シグナムはどうだっ!?」
「姐さんは許してくれんというか、きっと斬られる」
ヴィータちゃん!!」
「ドタマかち割られる」
「柚姉は置いといて」
「置いとくのかよ」
「すずかはどうだろう?」
「忘れたか? 彼女は吸血鬼の一族だ。バーニングアリサならいけそうだが」
「いや、奴もなんか凄いバックがいそうだ。魔王とか」
「諦めろ。俺らには所詮高嶺の花なんだよ」
「いや、待て。じゃあ、スバルで!!」
「奴も無理だ。ゲンコでしばかれる」
「その姉貴!」
「もゲンコだ」
「キャロはどうじゃろ?」
「鬼と化したフェイトちゃんにリアル殺される覚悟があるなら」
「上等!!」
「落ち着け。さらにウサバラシに白い魔王も来るかもしれん」
「結局は奴か……。ならば、最初に奴を血祭りにあげる方法を探さねば」
「無理だ。というか、あれだ」
「なんだ?」
「もし、仮に魔王を封じ込めたとしても」
「うむ」
「兄貴が出てくる」
「無理だぁああああああああ!!」
「兄貴が出てきたら、親父も出てくる」
「俺もう諦める。らきすたの世界でみゆきさんレイプしてくる」
「俺たちにレイプできそうなのは、そうだな……あの整備してる眼鏡っ子とか」
「そこまでどうでもいいキャラじゃないと妄想すらできないのかよ」
「というか、今思い出したんだが」
「おう」
「ティアナだったらいけそうじゃね?」
「それだ!」


ということをひたすら喋ってた午前3時半


おまけ。


「シグナムがお姉ちゃんだったら、というのはどうだろう?」
「きっとアレだな。物凄い厳しいけど、物凄く世話焼いてくれるな……ってオイ!! 理想のお姉ちゃんじゃねえか!!」
「きっとお風呂一緒に入ってって頼んでも『仕方のない奴だな』とかいって入ってくれるはずだ!!」
「なんてこと――ってオイ!!」
「ん?」
ヴィータちゃんが妹ってのはどうだろう?」
「それだ! きっと『こっちに来んなよ!!』とか言ってるけど、途中で寂しがって『……やっぱ一緒にいてやる』とか言うんだぜヒャッハー!!」
「赤飯イベントもありそうだなオイ」
「『見るんじゃねぇ!!』とか言って蹴ってくるぜ。たまんねっ!!」
「そして、それを優しく見守るシグナムお姉ちゃん」
「神よ、どうして俺をヴォルケン姉妹の真ん中に産み落としてくれなかったのか……」
「けどさ、今よーく考えてみたんだ」
「おう」
「多分、リアルでそうだったとして」
「うむ」
「絶対ウザイと思うんだ」


『おい、部屋に閉じこもってばかりじゃなくて、ちゃんと外で遊んで来い』
『うるせぇ!! 俺はヒキコモリたいんだよ!!』
『マジきもいなこのクズ兄。近寄ってくんなよ』


「……俺らってあれだな」
「おう」
「人間の屑だな」
「……そうだな」


 そんな午前3時半。