絵と色と、文章



 なげーぽのとこより*1


 私は絵的なタイプかなぁ、とか。本を読む際の話ですが。
 とりあえず、文章で得た情報を映像として表示します。映像というよりはもはやアニメーションといった方がいいかもしれません。声も含めて。
 ただ、もう一つ感じ方があって、主人公、もしくは別のキャラに自分を入り込ませる。恐らくは北風さんの考え方と近いのではと思いますが、その主人公の感じたものすべてが自分が感じたもののように錯覚するような感じ。感情移入といえば、ただその一言で終わってしまう。まあ、これをしてしまうからこそ、U-1というものがこれほどまでに普及しているんじゃないかと思うんですがこれはまた別の機会に。
 情報を絵で受け取るか、文章として受け取るか、または映像として受け取るかの違い。というか、文章で受け取るって言うのは正直なところわからない感覚だったりします。はったんの色で受け取るみたいな意味すらわからないものとは違うけれど、なかなか想像のつかない世界だったりする。まあ、だからこそ、心理描写が苦手なんかもしれませんが。
 というか、一つ面白いと感じたのは、こうして本を読む、という誰にでもできる、ありふれた文化なのに、一人一人その読み方は違っているということ。こと、文章書きを趣味にしているこの界隈だと尚更それが色として見えてくるんじゃないかなぁと思ったりします。例えば、相沢氏は写真のような静止画的に、というか寧ろ漫画のような形に直して物語を読んでいるのではないかと推測できたり、竹は奈に考えて読んでんだか全然わかんねーけど、多分素直に作品に身を委ねてんじゃないかなぁとか思ったりなんかできちゃうわけです。
 大筋がおもっくそ変わっちゃいましたが、やはり真面目な話は向いてないことを実感。けど、この文章の感じ方云々は、割と幅を広げられるんじゃないかと。碧郎さんが書け書け言ってるU-1論の時もこの視点から攻めると案外面白いもんができるかもしれません。云々。