そーいえば、



 今更思い出したんですが、Fateえろ本の俺のお話は気付いていながら直せなかった文字通りの設定無視があります。
 本当は後書きでお詫びしようかとも思ったんですが、ぶっちゃけアホりたかったのと、あと、相沢やら竹に「言い訳キモい」と散々罵られたという。
 まあ、今更蒸し返すのもなんですが。ていうか、そもこのミスに気付いてる人がいるのかが疑わしい。
 とりあえず、以下後書きに載せようかと思って書いたお詫び。



 後からさまざまな矛盾点がわいてきたので幾らか説明させていただきたいと思います。
 まず、モードレット。彼は原作においてもFateにおいても、後にセイバーから王座を奪います。で、その母親。Fateではギネヴィアとなってますが、一応、原作においてギネヴィアはアーサー王の妻となっています。そして、彼女との間に子供はいません。また、彼女においてはもう一人の姉であるモルガンとも混じっている気がします。
 原作において、モードレットはアーサー王の養子であったり、また、父の違う姉――即ち、こと本作において名前の出てきたモルゴースとアーサーの子であったりします。尤も後者はマロリーの創作であり、厳密に原典を辿るのであれば、前者が正しいのかもしれません。
 では、何故後者を選んだか。一番はっきりした理由として、筆者の勉強不足もあります。資料として読んだのはマロリーの『アーサー王の死』(ちくま文庫)のみでした。ただ、一つだけ言えるのは、あくまでもそれだけでなく、この原作に、さらにプラス要素としてアーサー王が女性であったことを加えれば、面白いものが書けるのではないかと思ったからです。
 原典、そして、Fateとも違うことを行ったことは深くお詫び申し上げます。そして、その矛盾に気付き、迷った時に「えろけりゃいいじゃん」の一言で私を失意から救ってくださったぽー氏に対しても、篤く御礼申し上げます。
 Fateに未来を。これから先もFate世界が広がっていくことを願って。 
 
 りょーと



 そして、今更思うのはそんな細かいことが気になるような作品でもなかった。いいじゃん、セイバーにちんこ生やした時点で割とダメっぽいんだから。